歯医者が答えるよくある質問Q&A

子どもは、歯磨きをするように、声をかけても、なかなかきちんとしてくれませんし、小さいうちなら、点検や磨き残しを、再度親が磨き直すこともできますが、大きくなるにつれ、歯磨きもいい加減で、お菓子も見境なく食べるようになって、虫歯を予防するのは難しくなってきます。学校の歯科検診で見つかり、歯医者に受診するしかなくなってきます。私の子供もそうでした。せめて、フッ素だけでもと、定期的にいかせようにも、ついつい忘れてしまったり、子供にとっては虫歯になっていないのに、なぜいかなくてはいけないのか、、など。最近、行った歯医者さんは、検診に行って虫歯がないと、二つ印鑑を押してくださいます。8個たまったら、おもちゃがもらえます。おもちゃはいろいろあって、1000円～2000円位ものが豊富に置いてあり、子供はそれ欲しさに、三か月に１回の点検で、歯医者へ行きます。でも、その時に虫歯が見つかった場合は１つしか印鑑がもらえません。そうなると、おもちゃが遠のきます。その歯医者行くようになってから、子供は、定期検診をスムーズに行ってくれて、子供はそれまで、虫歯がないように、歯磨きも念入りにするようになりました。嫌いな歯医者に、行ったのだから、ご褒美と、帰りにお菓子を買うようなことをしていては、何のために検診に行ったのかわからなくなっていましたが、今は、子供が目標を持って歯磨きをしてくれるようになり助かりました。

あまり歯医者に行かずに虫歯を放置していたら歯がボロボロになってしまい、意を決して歯医者に行くことにしました。診察をしてもらうと、もうこの虫歯の歯は根元までダメになっているから抜かないといけないね、と言われてしまいました。私はまだ２０代なのですが、この歳で歯を一本失ってしまうとは思いもしませんでした。皆さん、歯医者には定期的に行くことをお勧めします。そしてその駄目になった歯を抜く時がやってきました。怖くて治療中はグッと目を閉じていたのでどんなことをされていたのか具体的にはわかりませんが、「バキッ」という歯が割れる音がしたのは聞こえました。それから数分後、終わりましたよーと言われ目を開けると、銀のトレーの上に私の歯だった物が…。それからの治療は、保険治療をお願いしていたので抜いた歯の両隣の歯を削ってブリッジというものを被せるという治療をしました。治療したのは上の奥歯だったのですが、笑うと銀色のブリッジが見えてしまうということで歯医者さんのご厚意で表面を白いセラミックにしてもらえました。治療を終えて思ったことは、奥歯で食べ物を噛めるというのは素晴らしい…ということです。

歯医者選びではどのようなことに注意を払うべきでしょうか。歯医者はかなりたくさんありますので、選ぶことができるかもしれません。評判のいい歯医者が一番いいかもしれませんが、そのようなところは治療費が高いかもしれませんし、自宅から遠い可能性もあります。それで通いやすいところでどのような歯医者があるのか、そしてそこの評判はどうかということを考えてみることができます。また歯医者の先生の治療方針や設備、スキルに関することもわかるのであれば調べてみることができるでしょう。付加的な点として駐車場が十分にあるとか、アクセスの問題、予約は取りやすいか、休日はやっているのか、夜は何時まで治療してもらうことができるのか、待合室の雰囲気や全体的な清潔さはどうかということをチェックしてみることができるでしょう。そのようにして総合的に判断して納得できる歯医者選びができれば、いよいよ治療という段階に入ることができ、歯の状態を整えることができるのです。